※秋晴れ続きまして久し振りにテント背負って雲取山でした。

　秋晴れの週末に行楽に出かける人は多く紅葉狩りに行く車で各地渋滞。その賑やかさを避けて昨日一昨日と馴染みの雲取山へテント山行でした。平日といっても東京唯一の百名山であり、東京都の最高峰はハイカーで賑やか。熊除け鈴も色んなバリエーションで煩わしきと。でもそれ以上に紅葉の山へ風まかせでした。最初は大菩薩あたりでもと中央線へと八王子へ。でもこのところ中央線ばっかりでしたので、拝島から青梅線に乗り換えて雲取山に決めました。

（七ツ石山から明ける富士を 6:20）	（雲取山頂では生憎雲が 8:20）

　それも途中で気が変わり七ツ石山からと、でも雲取山までは途中であきらめまして雨が降ってきたことを口実に七ツ石小屋で早目のテント泊に。狭いテント場も4張りが先着、いずれも単独行者ばかりで静かな。夕餉頃には雨が本降りでテントの中で一杯でした。

(紅葉眺めて小宴昼餉)	(登るほどに紅葉は過ぎゆく)
(七ツ石小屋テント場 15:30)	（雨にテントの中で一杯と燗酒などで）

　夜は晴れ上がりまして素敵な星空を久し振りに見ました。冷え込んで胴震いも一時、7月の八ヶ岳以来のテント泊でした。翌朝は少々霞みながらも良く晴れて雲取山をめざしました。さすがに雲取山に近づくにつれ賑やかさが、それ以上に展望は良く終始富士を見ながらでした。紅葉は稜線では終わり、霜も降りていました。

(もう初冬の石尾根霜降りて)	(雲取山頂で記念写真を)
(下るほどに紅葉が)	(両神山見えるも三峯神社はまだ遙か 14:40)
（紅葉真っ盛りの尾根下り、黄昏に映えるも急ぎ足 15:50）

　雲取から三条ノ湯へ下る予定も8時半でしたので行く前にも頭にあった三峯へ下山と。
ところが最終バスに間に合うかと途中で小走りに下る始末。16時半の最終バスになんとか間に合いましたが予定した三峯神社は鳥居と狛犬を撮るだけになってしまいました。

(三峯神社にようやく 16:15→) (鳥居前のお犬様)　　　 　（西武特急車内で打上軽く一杯→）

　列んでいた人は満杯になるほどではなく座れて、同じ雲取から下って来た初老の男性と色々話ながら疲れを取りました。西武秩父からは快適な特急で打上の一杯やりながら、池袋から湘南ライン直通で藤沢帰着は21時とまずまずもさすがに足取りは重しと。

　早くもクリスマスモードになったような街ですし、正月飾りも店頭に並んでいます。年賀状も発売されれば、早くも喪中葉書が届きました。あっという間に今年も大晦日を迎えそうです。来年は大台の歳、もう老人に足を踏み入れたようですが気持ちはまだ30台と変わりありません。山もテント背負って高峰の山を訪ね歩きたく思っています。

　　心のナレーション、中西龍編集の歌謡曲集”舟歌”、”望郷酒場”など聴きながら。
　　　　　　　 　　天気晴曇り、部屋温24.0℃、湿度45%。
　　　　　　　　　　　令和3年11月6日PM　湘南山辰