※北アルプスの雷鳥沢や五色ヶ原にテント３泊して夏山を楽しんできました。

　23日出かけて正解、願った通り北アルプスは梅雨明けたような良い天気でした。いつものことで現地次第での行動、立山室堂へ上がり雷鳥沢へテント張って明日はどこぞへと色々思案しつつ夕餉の一杯でした。

(7/23 旅立ちは北陸新幹線かがやきで)	(もちろん旅立ちには缶ビールつけて)

　30年振りに大日岳に決めて一回りしようと思いましたがその日に雷鳥沢へ戻るのは交通の便が分からず無理と往復でした。それで雷鳥沢温泉へまた入っての一杯はうましと。

　3日目はやはり梅雨明けたようでハイカーも多く賑やかな立山でしたが、そこから一応予定していた五色ヶ原へ、32年振りの。その当時より残雪は少なく雪渓の登行も苦労せずでした。テント場で栃木からの老年輩の人が声をかけてきて一緒に飲もうと、岡山から来た年配者と3人で宴会も楽しきでしたが、山の話題がはずんで酒飲み過ぎはあぶなしと時間制限をしてでした。

(7/23 雷鳥沢で幕営)	(7/24 大日岳を目指して雷鳥沢から)

　その夜は雨になりましたが翌朝快晴、日の出も見られて満足して一人黒部湖の平の渡しに下りました。最初の予定では針ノ木峠越えもありましたがもう限度でそのまま黒部ダムへと。ところがすっとこどっこい、あの黒部湖を半周するコースは流れ込む支流をその都度迂回する長丁場にくたくたでした。途中の沢で裸になって水浴びを試みましたが足を数秒つけただけで痛くなる冷たさにタオルで汗を流しただけにと。
　途中の山小屋で購入した600円の高い缶ビールで喉を鳴らしての昼餉は満足と。その間に通った登山者は五色ヶ原山荘に泊まっていた4人組と、熊除け鈴を煩く鳴らしてきた女性の5人だけでした。

(7/25 薬師岳に五色ヶ原展望)	(それらを展望しながらの小宴昼餉は愉快な)

　ようように観光客多し黒部ダムに辿り着きまして、もう遅いと大町温泉辺りに泊まって次の日にゆっくり帰ろうと扇沢から馴染みの大町案内所へ携帯を入れましたが、やはり夏の金曜に思うように行かずバスに乗って信濃大町へ出ました。駅でうまい具合に松本からのあずさ号の指定も取れて21時過ぎには帰藤出来ると一安心、案内所にまた携帯を入れれば駅近くの民宿が仮確保してありますけどと、それには申し訳ありませんでしたと丁寧にお断りを。

（7/26 五色ヶ原花畑の朝）	（黒部湖支流で昼餉）

　鈍行で松本まで1時間乗車でしたが信濃大町駅傍にあいにく缶ビール買えるとこなしはがっかりでした。松本駅で駅弁に酒類を購入してあずさ号の快適な車内に乗り込んで暮れなずむ信州の景を見ながら飲む缶ビールは文句なしのうまさでした。

　

　今日は丑の日、隅田川でもなんとか花火大会が出来そうです。まだ山疲れがありますが、馴染みの魚屋で予約購入していた高級な鰻重で風呂上がりにうまい酒でも飲もうと。

　小さい台風6号は雨には注意のようですが、これでようやく関東も梅雨明け宣言でしょうか。海の家も元を取るのが大変な今夏ですが晴れればもう良しと、ニイニイゼミも鳴き始めています。山から帰った昨日の夜は熱帯夜でしたが。

　 春日八郎のベストアルバム、"赤いランプの最終列車"、"裏町夜曲"など聴きながら。
　　　　　　　天気晴曇、部屋温28.8℃、湿度72%。時折クーラーかけて。
　　　　　　　　　　　　令和元年7月27日PM　湘南山辰