※嵐は去って行きましたがまだ風が唸っています。アルプスは荒れ模様のようです。
今月の表紙写真は 昨年５月の横尾から蝶ヶ岳越えた時のを。
途中、なんちゃって槍見台辺りで展望が開けて槍ヶ岳が覗き感動したときの写真です。真ん中の尾根が横尾尾根、その左の雪山は南岳です。
良い天気の朝で気分良く登っていったのでしたが、残雪多き原生林を結構苦労して抜けたらもう霞が、雲も広がっていました。常念岳越える予定でしたがもうよいと蝶ヶ岳で幕営、翌朝三股へ下山で満足感は今一つと。
今月の本は 今更ですが深田久弥氏の名著、日本百名山を。同じ新潮社の文庫本を1989年に購入していましたが深田氏の名文を追憶の山旅のように味わうには大きい字の読みやすいのをと新装版を購入でした。1991年発行、2016年第33刷のを先月。
深田氏が日本百名山を出したのが1964年、茅ヶ岳で急逝したのは68歳なったばかりの1971年3月21日。ハイキングに誘われて山を知ったばかりの頃でしたのでニュースになってもまだ知らずと。
もうその年齢に近づいていますし、血圧が少々高いですので同じような運命になるやも知れずですが。
山を初めて二十数年後の平成初めの頃その百名山は達成しましたが、良い山をあちこち探しながら歩いて行けば自然とそういう成り行きになります。
深田さんの山話は好きで「山頂の憩い」、「我が山々」なども時々再読しています。
深田クラブの日本200名山や清水栄一氏の信州百名山も購入でしたが、深田さんの百名山があったからこそ、その後の本でした。200名山は参考にしましたがそれだけ。信州は好きですのでめぼしい山はだいたい、先日は独鈷山に登ってきました。
百の頂に百の憩いあり……深田久弥。
まだ未知の山で行きたい山は少なくありませんが、それよりも百名山のいくつかの山を季節変えて楽しむのが良さそうです。北岳、赤岳、大菩薩などは10回以上、槍ヶ岳、白馬岳が9回と良い山は何度でもと年季節変えながらと。
（直近で百名山の登頂は4月に瑞牆山、その山頂のを。
背後は金峰山。→）
山と渓谷５月号は 
定番の上高地と穂高岳のを特集で上高地や涸沢、槍ヶ岳などは一層賑わいそうです。槍沢から槍ヶ岳の五月を楽しみたいですが上高地から人の多さには閉口します。
連載の北岳山小屋物語で、馴染みの白根御池小屋の小屋開けの頃の様子、苦労話が手に取るように表現されて面白し。 こちらはテント泊で小屋に受付と酒を買いに行くだけですがいつも混み合っているような小屋です。
広河原へバスが開通するのが6月過ぎますので人気の北岳へは梅雨明けになってしまい期間が短いせいもありますが。
山辰初夏号 表紙の写真と同じ時の、山渓と同じく上高地から奥穂高岳を。テントも蝶ヶ岳でのを、山辰も。
横尾で幕営し、翌朝迷うも蝶ヶ岳にとその場任せで。この時期は好きな季節で残雪のアルプスなど恒例になっていますが今季はどこへと想いつのらせているところです。
特集記事などのように奥穂高へ、久し振りに涸沢幕営でと思っていますがどうなりますか。
酒は また我が田舎の鹿児島のを、たまたま酒屋で見つけた懐かしき小鹿、芋焼酎で味は幾分こちらに合わしたようで今一つ、そのにおいも。でも田舎を想いながらお湯割りで飲みました。
ニッポン放送・垣花正のあなたとハッピー聴きながら。
天気晴れ、気温24.5℃、湿度37%。
平成30年5月4日AM 湘南山辰