※昨日は富士にまた新雪がとより近い籠坂峠から高指山に富士見ハイクでした。

　今は初夏、若葉青葉の映える絶好の季節です。雨上がりの好天に早朝起きて急遽準備しての山行きでした。先週は曽我丘陵でしたが今回はより近い富士周辺の山へと御殿場線で御殿場へ。駅からバスで山中湖方面へ向かいましたが、新雪の富士を一時も早くと籠坂峠で降りました。

(御殿場線車窓の富士 6:40)	(籠坂峠へ向かうバス車窓から)
(籠坂峠の富士)	(鉄砲木ノ頭の富士山 12:00)

　籠坂峠から三国山へは馴染みのブナ林コース、若葉映える森を心浮き浮き辿りました。
冨士山の展望はその間木立越しに何とか見えるだけでしたので野鳥の鳴き声に耳を済ましたりしながら青葉映える森をぶら歩きでした。歩き始めはカッコウのまだかぼそい鳴き声を聴いたのでしたがそれっきりも、ジュウイチやツツドリの鳴き声は時折耳に、シジュウガラ類は賑やかで道行き楽しくさせてくれました。

(青葉若葉の森を行く)	(若葉見上げて)

　肝心の富士は籠坂峠辺りと三国峠過ぎた辺りから望めました。鉄砲木ノ頭からは遮るものなしの大展望で新雪の富士をドカーンと、山中湖に遠く南アルプスも添えて満足の景でした。高指山へはまた青葉に包まれたコース、初めてのような道を彷徨するようにと。
　高指山の手前に富士が見える良き場所に出て遅い小宴昼餉を、ようやく富士に乾杯が出来ました。満足して高指山へ、もう遅かったのか山頂には人影がなくなっていました。

	(← 高指山付近からの富士 13:30) 　　　(定番のラーメンで昼餉) (← 富士山に乾杯と)

　高指山も富士の好展望台、眼下に山中湖を添えて。でももう午後の富士、新雪富士も沈んで。そのまま平野へ下りましたが、住宅地に出てからの車道歩きは結構な時間が。平野ではどうやって帰ろうかと案内所の係員に聞いたりしながら思案でしたがやはり来たバスでと、30分待って河口湖行きのバスに。旭日丘で御殿場行きのバスに乗換もありましたがはっきりしませんでしたのでそのまま、ところが忍野経由のバスは忍野八海で満員に。多種多様な人種話し声も野鳥が騒ぐのと同じでした。

(山中湖平野の富士 15:30）	(富士急富士山駅からの富士 17:10)

　富士山駅で降りましたが今度は電車が混んで特急券も買えずで鈍行、それも座れずの。仕方なくザックに腰掛けてのんびり走る電車を恨めしく思いながら、コロナ前の混雑を思い出したのは遅しと。大月ではかいじ号の特急指定を購入でようやく打上の乾杯が出来ましてほっとしました。乗換乗換で藤沢には20時半帰着と遅し。

　夕方ニュース速報、長野県中野で猟銃持った男が立てこもって警察官や住民ら４人ケガと物騒な。山中で猟銃担いだ鹿撃ちの猟師を見ましたが、その猟師にこんなにハイカーのいるところで危ないですねと挨拶しました。猟銃持っている人は何万人もいるのでしょうから、その内の一人、二人が街ん中に猟銃持ち出して時折世間を騒がしています。
(5/26追記……AM4:30に猟銃男を逮捕、警察官二人と年輩の女性二人が死亡と悲惨な結末。)

　　　　ドヴォルザークの第8交響曲「イギリス」、1966年録音のCD盤聴きながら。
　　　　　　　天気曇晴れ、部屋温24.6℃、湿度50%。
　　　　　　　　　令和5年5月25日PM　湘南山辰