※天気良しと中央本線沿線の百蔵山へ、雲取れずでキノコ愛でハイクと。

　富士山に初冠雪の報、天気予報も晴れてくると久し振りの晴れ間に喜び勇んで電車に飛び乗りましたが大外れ。藤沢で展望できた初冠雪の富士も相模湖通過する頃車窓に見える山は雲の中と。それでも晴れると期待し猿橋駅で降りて百蔵山から扇山をめざしました。

（百蔵山には生憎雲が）	（絶好の富士見場所も生憎の）
（山頂も生憎カンバンの富士見だけ）	（終日曇天の百蔵山）

（駅前の三嶋神社狛犬 1999年）	（途中の春日神社狛犬 1967年）	（登山口和田館の狛犬）
（昭和戦後以降は石工の見ごたえある狛犬が影を潜めて岡崎型が席巻、画一的な味わいなさにと）

　何度も通ったコ－ス、このところの涼しさにアプローチの長さも気にならず、道行きの馴染みの寺社も廻りながらと。ところが駅から見えていた百蔵山も雲が湧いて見えなくなる始末。一登りした富士見の名所でも雲がどんより垂れ込めた中でした。

　気持ちを切り替えて雨にはならないはずだと百蔵山山頂をめざしました。丁度キノコの季節道すがら周りに目をやりながら楽しみました。キノコ狩りではなく撮る方のキノコ愛でとあいなりました。

（ドクツルタケ）	（落ち葉にキノコが）
（キノコの三兄弟）	（キノコの三姉妹）

　若いハイカーがその後から静かにやって来て先に山頂へも気にならず。富士の見えない大月富士十二景の山頂も過ぎてゆくだけ。キノコもそう目立つのはありませんでしたがそれなりに撮ることができました。雲は取れそうもありませんでしたので扇山はよして、途中の山中でいつもの小宴昼餉を楽しみました。幾分風が冷たくヤッケ羽織ってキリンの秋味で喉を鳴らした後はジャックダニエルのお湯割りもと。コースから少し入り込んだ林の中、年輩者が一人扇山へ向かっていくのを見ただけと静かな。

	（← 林の中で小宴）　　　　　 　（いつものラーメンでしめて） （←天気悪くも一杯やればご機嫌と）

　いつものラーメンでしめて宮谷から猿橋へ下りました。国道の甲州街道に出てから猿橋駅までなんと遠かったことか、数年前にも同じコースを歩いて難儀したのを思い出しました。コンビニで酒を仕入れ電車待ちにホームで打ち上げして疲れを癒しました。

 

　自民党の次期総裁選がマスコミにとってはオリンピック明けの良い材料のようです。
テレビもコロナか次期総裁かとその話題だけを大きく取り上げて騒いでいます。
　魑魅魍魎の世界、一寸先は闇だとか。でも永田町の派閥同士で票の取り合い、つぶし合いは今のところ神奈川平塚地盤の河野太郎氏が有力だとか。岸田氏は早くから立候補もアベちゃんの過去を検証するとか言い出せば国民受けはしても同じ穴のムジナ連中には嫌われかねませんので1歩交代でしょうか。今月一杯には次期総裁が決まる予定ですがどうなりますか。

　天気がかんばしくありませんが、季節は進んでいます。朝夕がめっきり遅く早くなってきています。もう2週間で秋分の日がやって来ます。キノコはどんどん、猛禽類の渡りも目につくようになってきます。そうして山も色づく季節になります。それぞれのカメラ愛好家が最も活発に動く季節でもあります。それもまず天気が良いことでしょうか。　

　　　　　NHKFM・クラシックカフェ・ドビュッシーの「白と黒」など聴きながら。
　　　　　　　 　　　天気曇、部屋温26.7℃、湿度60%。
　　　　　　　　　　　　令和3年9月8日PM　湘南山辰