※久し振りにテント泊で南大菩薩大蔵高丸など縦走してきました。

　晴天続きの予報に21日から22日と1泊2日で秀麗富士眺めて春山を楽しんできました。いつものその場まかせで大月辺りではっきり大菩薩に決めましたが甲斐大和駅からのバスに乗って、ようやく具体的にコースを決めて牛奥ノ雁ヶ腹摺山へと向かいました。大月市秀麗富嶽十二景を眺める目的でもありました。

(牛奥ノ雁ヶ腹摺山の秀麗富士、第二番の)	(それを眺めて小宴としばし)

　山頂で小宴昼餉はもちろん秀麗富士眺めながらでした。そこで他の十二景もと南へ縦走することにしまして途中の湯ノ沢峠避難小屋で泊まって大蔵高丸やハマイバ丸からの富士もと。百名山の大菩薩峠ほど多くはありませんでしたが平日にしてはハイカーはそれなりに多しと。

（秀麗富士第三番山頂の大蔵高丸）	(同じく第三番のハマイバ丸の富士山)

　旧五百円札富士の雁ヶ腹摺山は次の機会にして大谷ヶ丸から大鹿山へ。追憶の山で25年前滝子山からの下山にに訪ねた景徳院の山門も拝観することが出来まして満足の。武田勝頼の墓のある武田家終焉の寺と。山門はそのままでしたが扁額は新しくなっていました。仁王門の像は生憎格子の中で撮れずと残念な。

(徳川家康が武田勝頼弔う為に景徳院を創建とか、左は仁王門、右は本堂)

　やはりテント泊山行は心が洗われます。コロナ禍ですが生きがいがまた湧いたような。
月夜の山中、一人ぼっちのテント泊。結構冷え込んで寒いくらいでしたが蠢く小動物の気配も感じながら夢うつつ。早くから囀る小鳥に朝だよと促されました。

　2日とも素晴らしい天気で新しく雪化粧した秀麗富士を眺められ、南アルプスや八ヶ岳も雪の峰を連ねていました。山麓は新緑もゆる頃と良い山旅でした。

 

　東京などまた緊急事態宣言25日から、量販店やデパートも休業要請とか。それよりも公園を立ち入り禁止にして、ネオンなど夜の街照明も消すなどと小池都知事が。神奈川は心配ないようですが、コロナにすればその勢い落とすことはないように思われます。
　昔国鉄ストで街がひっそりしたことがありましたし、東日本大震災では計画停電もと。
それに比べればぬるい非常事態宣言です。東京オリンピックはどうなることでしょうか、最後は中止になるだろうと皆さん承知のような。

　 　　春日八郎のベストセレクから”風林火山”、”雨降る街角”など聴きながら。　
　　　　　　　　　天気晴れ、部屋温21.8℃、湿度43%。
　　　　　　　　　　　　令和3年4月23日PM　湘南山辰