※昨日は天気快晴、絶好の行楽日和に東京へ寺社巡りと。

　コロナで東京は遠慮してましたが、日曜で電車は空いていると朝早い電車で東京下町の目当ての寺社へぶらりでした。好きな狛犬をとまずは江東区は深川八幡へ。降りた駅前に直ぐ成田不動が見えて寄りながら、不動像など味わい隣にある富岡八幡宮へでした。
　祭りでは良く見聞きしてましたが神社へは初めての、狛犬好きには人気のある神社でしたので一度はと。日曜で骨董市もあり賑わって写真撮るには今一つでしたがそれなりに、狛犬だけでなく他にも見所多くあり楽しめました。

（成田山東京別院・深川不動堂旧本堂とその扁額）
（富岡八幡宮本殿）	（深川八幡の大神輿・祭りの花形）

（富岡八幡の狛犬）	（スカイツリーと東武特急）	（牛嶋神社の狛犬）

　それから来年は丑年のこともあり墨田区の牛嶋神社へ、こちらは七五三の家族連れがお詣りに来ているくらいで長閑、目的の牛たちに狛犬も多く見ごたえがありました。
　直ぐ近くにはスカイツリーも聳えて、その真下の駅から懐かしき東向島へ出て道行きの目についた寺社へ。法泉寺に白鬚神社とゆっくり拝観、由緒ある寺社で結構な収穫が。

（牛嶋神社と三輪鳥居）	（撫でられて黒光りの牛、左目をと）
（浮世絵にも描かれた法泉寺）	（東向島の白鬚神社）
（隅田川で水上バイク）	（白鬚橋からスカイツリー）

　少々疲れて一服とコンビニで缶ビールなど仕入れて隅田川の畔で軽く一杯もと。春のうららの隅田川～～櫂のしずくも花と散る～～の唄が自然にでしたが、隅田川では水上バイクの連中が我が物顔で疾走していきました。去ってしまうと少々風があっても長閑な令和の隅田川を眺めて缶ビールうましと。ジョッキングの連中もそう多くなく散策士が時折往来するだけでした。

（白鬚神社の狛犬）	（隅田川畔で憩う）	（山谷にあしたのジョーが）

　元気がまた出て白鬚橋渡って台東区へ。先月の表紙の本で取り上げていた樋口一葉のたけくらべの世界へと、もちろん面影は全く無しも思いを偲ぶ為と一葉記念館も目指しました。地図などなくだいたい見当で歩きましたが何度も道を聞きながら尋ねることができました。
　その途中でも寺社があれば入り込みながら、思いがけない収穫もありました。平賀源内の墓石碑を見たり山谷のヒーロー、あしたのジョーの像を見られたりと。吉原では素敵な女性がこれから店に入ろうかとする後ろ姿に見とれたりもしましたが樋口一葉の「たけくらべ」の世界などみじんも想像できません。山谷の町に昭和が残る家並みが散見されましたが。

（公園に樋口一葉石碑）	（道を挟んで台東区の一葉記念館が）
（吉原遊廓の守護神・吉原神社）	（その近くに遊女も願掛けの弁財天が）

　一葉の記念館はそれなりに鑑賞出来ましたが撮影禁止に目の悪さもあってじっくりとは行きませんでした。まだ時間は早くそのまま浅草の寺社もと歩いていきますと、吉原神社なんてのもありましてこぢんまりも雰囲気は百年前の一葉の時代をほうふつさせる何かが残っていました。その近くの弁財天池跡も吉原の遊女達の思いが伝わってくるような雰囲気がありました。

（浅草神社の狛犬）	（浅草寺本堂）

　ごたごたした街ん中の入り組んだ道で方向もわからず、また道行く人に何度か聞きながら浅草へ出ました。絶好の行楽日和、さすがに浅草寺は賑わっていました。いつものと反対側から浅草寺へでしたが、その手前の浅草神社へ狛犬を拝観と、初めての。ここも七五三で家族連れが、はとバスでの客も多く駐車場にはそのバスが何台もありました。

（賑わう浅草寺宝蔵門）	（雷門出て）

　神社の狛犬は２対、それぞれ迫力があり立派で来た甲斐がありましたが、後で調べるともう1対あるとかは残念ながら。その後は賑やかでも歩く分にはコロナの心配をするような人混みでなく仲見世通りを銀座線の駅へ出て終わり。
　丁度半日、結構収穫ありの小さな旅でした。東京見物は興味持てばそれなりに見所は数多しです。いまは狛犬を含めて寺社に凝ってますので、東京10社廻りも達成したくなりました。

　中央競馬は京都での菊花賞、一番人気のオウ、コントレイルが福永騎手の手綱さばきでルメール乗るアリストテレスを首差で振り切ってのゴールと。負けなしの三冠は父のディープインパクトを引き継ぐ快挙とか。

（ゴールまで競っての優勝）	（走り終えてのラン、人馬一体満足の）
（福永騎手余裕のインタビュー）	（優勝にいい顔のコントレル）

　ベテラン福永騎手(43)の信頼しきった走りで感動の三冠達成でした。配当は単勝一番人気の110円と一応利子より断然高く、100万円馬券で10万円の儲けと。（追記10/27）

　各地で熊騒動がありまして、山歩きはあの熊除け金物の騒音がますますひどくなるような気配ですので少し遠慮でしょうか。熊も食料がなければ必死ですので人里に降りてくるのは致し方ありません。その遭遇事故は今まで考えられなかったところでも発生しています。山で凄む動物たちが食糧難にならないように杉や檜をやめて実のなる広葉樹の植林をしてもらえばうまくいきそうですが、票にならないと手を出さない政治家と同じで金にならないないことはなるべくしないのが人間社会です。

　良い季節です。紅葉も身近で楽しめるようになってきました。良い天気になれば丹沢や箱根に出かけようかと思っていますが、皆さん気持ちは一緒で良い山は混雑しますし利用する交通機関でのコロナの心配もしなければなりません。

　ドラフト会議がありましたが、目玉が居ないのかコロナのせいなのか今一つ盛り上がりにかけて、マスコミだけが騒いでいるような雰囲気がなきにしもあらずと。　

　　　　村田英雄の全曲集・”男土俵”、”花と龍”など聴きながら。
　　　　　　　　　天気晴れ、部屋温23.1℃、湿度50%。
　　　　　　　　　　　令和2年10月26日PM　湘南山辰