2019.03/03 湘南山辰通信    

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※うれしいひな祭りの日ですが生憎の雨です。

 昨日は春らしい良い天気に川名の里山や街の雛飾り見物へとぶらり散策でした。
ウグイスなどの囀りを楽しもうと久し振りに馴染みの川名の里山へ録音器持参で出かけましたがまだ録音したいと思うほどのいい囀りではなく録音もせずと。畦道にはヒメオドリコソウも咲き誇っていました。
狛犬 狛犬 福禄寿
(川名御霊神社の狛犬) (御霊神社福禄寿)
扁額 石祠
(御霊神社扁額) (境内に石祠も祀って)

 ついでと久し振りに早良親王を慰霊する御霊神社も詣でました。狛犬も福禄寿老人も変わらず、神社内は刈り払われてすっきりしていました。

 日本怨霊今この川名御霊神社のことから「日本の怨霊(大森亮尚著)」を本棚から取りだし早良親王のことにまた。読みふけっている内に万葉集の成り立ちまで入り込んでしまいました。

 万葉集はいつできたのかという清和天皇の問いに
 ”神無月 時雨降りおける ならの葉の 名におう宮の
  古言(ふるごと)とぞこれ” (古今集)
と、文屋有季がお答えになったとか。
 日本怨霊の著者は早良親王の慰霊の為に出来たのが万葉集。大伴家持が編纂しそれを引き継いで完成させたのが五百枝王だと創作し万葉集成立1200年の祝賀にとこの「日本の怨霊」を世に出したと面白し。
 またその世界引きずり込められて他のことが出来ずでした。

 我が散歩コースの街角で雛飾りが、鎌倉宝物館では写真厳禁でしたがこちらは自由に撮れて楽しめました。

ばあばの雛飾り 雛飾り
(↑↓ 白山宮でばあばのひなまつりが、手作りで面白し ↑↓)
雛飾り 雛飾り
   
蔵まえギャラリ 雛飾り
(↑↓ 藤沢宿・蔵まえギャラリーで本物のひなまつりの飾りが ↑↓)
ひな人形 ひな人形
   
お内裏様 お内裏様
(日経新聞日曜版にお内裏様が、高貴な造りの雛飾り)

 文化庁から賞を貰うほど人気のNHKの「チコちゃんに叱られる」ですがサトウハチローの詩はおかしいとその問題に。
 うれしいひなまつりの……お内裏様におひな様 ふたりならんですまし顔……がおかしいとチコちゃんに。人気番組で全国的に詩の間違いが知れ渡ったようですが、詩は独り立ちするものです。この童謡はサトウハチローの詩です。それがその世界から離れて皆の心をとらえたのです。桃の節句にその歌で皆さん心浮き浮き、春ですよと。

藤田菜七子

 

 中央競馬で面白いルールの変更が、たった一人の女性騎手のためにハンデ変更と。ファンを広げようとする試みですがこれは歓迎です。
 あのかわいらしい藤田菜七子が重賞レースで1着になれば女性だけでなく競馬フアンが増えると。その騎乗は絵にもなります。

 

 追記……先日病院での血液検査の結果が、尿酸値が正常の6.5に下がっていましたのでほっとしました。少し我慢の酒量でしたが今宵は燗酒で少々多めして桃の節句を祝おうかと思っています。
 丹沢は雪になっているようです。明日も雨が続くと生憎ですが。

     ベートーベンの交響曲第三”エロイカ”聴きながら。
          天気雨、部屋温19.0、湿度49%。暖房時折使用。
           平成31年3月3日PM 湘南山辰