※晩夏の北岳に旅してきましたが天気続きでやはり賑わっていました。
テント泊で2泊3日の北岳でしたが、出だしの特急あずさで指定席だったのに通路に何人も客が。乗る前に案内があって覚悟していましたががっかり。やはり晴天続くの予報に皆さん同じ気分、甲府から出るバスは2台あっても満員ギュウギュウ詰めと気分が冷めてしまいました。
(たそがれの白根御池で夕餉には燗酒を) |
それでも山に入り込めば気分が乗って白根御池小屋に幕営。白峰三山縦走計画でしたが北岳登頂だけにしてそのまま同じ所に2泊と気楽に。北岳も10回目でしたが予想外の風強いガスの中でした。それでも皆さん登頂記念に写真を標識入れて満足のよう。こちらは少し離れたところでガスに閉ざされた何も見えぬ空に向かって缶ビールを飲みました。
(生憎ガスに包まれた北岳山頂、それでも缶ビールにバーボンうまし) |
下りの東斜面の花畑はガスの中でも結構楽しめました。静かな池山吊尾根に入り込めば富士山が見えてきて満足。白峰三山の山巓だけが雲に覆われいたようです。しばし人声から離れてホシガラスが盛んにハイマツの実を食べているだけの世界でした。
心配した帰りのバスは相乗りタクシーにして温泉にも寄り、打ち上げのビールはうましでした。甲府からのスーパーあずさ号も空いて2座席占有と快適、旅の終わりや良しと。
夏の甲子園は山で決勝戦を、ラジオをつけた時はもう大差でなんとか徳栄(とくはる)が勝っていましてそのまま優勝や今一つ。さいたま勢が初優勝とも知らず。また準優勝の広陵、中村もホームランは打てずで山に入り込みました。
後味の悪い話も、大阪桐蔭が劇的な負け形をした一塁手の失策は仙台育英の選手がその前の走塁で右足をけっていたからと。次の試合では気にした監督がその選手を出さずで負け試合にとかなんとかネット騒ぎも。
桐蔭の1塁手もその足を蹴ったとされる選手も野球を続けられなくなるような後味悪い結果に。華やかな世界でちょっとつまずけば将来に影をひきづっていかねばなりません。
松井を連続四球にして打たせなかった明徳とその監督は今でも悪名を背負っています。
高校生らの乗ったバスが交通事故に遭い夏の嫌な思い出になっているのも少なくなさそうです。
暑い日が続いていますが明日が今夏最後の日曜です。海の家も最終にほっとでしょうか。片瀨の諏訪神社例大祭も明日の夜が本番、道路を片側通行にして諏訪神社への神輿や山車が夏の夜の最後を飾ります。
もう虫の音があちこちから聞こえてくる季節になりました。祭りを見学した後わが家で今夏を惜しんで酒をと思っています。風の音にぞおどろかれぬる……季節はまだでしょうか、クマゼミが盛んに鳴いている暑さです。
NHK第一、かんさい土曜ほっとタイム、ぼやき川柳聴きながら。
天気曇り、部屋温28.5℃、湿度54%。クーラー使用。
平成29年8月26日PM 湘南山辰