※あっという間に師走、残り1ヶ月切りました。
秋田や岩手など北日本に一級の冬将軍が到来、吹雪で平地も雪になるようです。これでアイツの騒動もしばらく収まるでしょうか。
今月の表紙写真は昨年のクリスマスの日に弘法山から念仏山へ、そこから下った名古木辺りで東秦野線送電鉄塔と富士を眺めて憩ったときの写真です。数年前から鉄塔マニアになって山歩きと送電線鉄塔をコラボして楽しんでいます。
今月の本は 「若冲」澤田瞳子
きっかけは新聞かラジオ番組からだと思いますが好きな絵師の若冲を小説にしてましたので、先月の2日に即購入でした。でも読む本も立て込んで、先月の「翠雨の人」に没頭して、今月になってやっと読めるようになりました。まだ途中ですが読み始めると直ぐ没頭出来ます。
若冲の絵は展覧会や書籍でよく見てましたが伊藤若冲の人生は知ることなし、商家の長男坊で跡取りは弟たちに譲って所帯も持たず絵描き三昧だったようなことだけでした。
それをこの著者はあの独特の絵がどうして描かれていったかと、嫁を持たせた上にその嫁を土蔵で縊死させ、その弔いで絵を修行僧のように描いているような展開でした。
……まだ読み始めの途中。
(ネットから取り込む→)
伊藤若冲……1716年3月1日～1800年10月20日
84歳で没。
※新潮日本美術文庫「伊藤若冲」から取り込んで ↓。
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| (群鷄図) | (群魚章魚図) | (出山釈迦図) |
「若冲」の単行本は2015年4月に文藝春秋で発行、それを2017年4月に文庫にして第一刷発行、2022年1月第8刷のを2025年11月に購入しています。
澤田瞳子……1977年9月14日京都市生まれ。2013年新田次郎賞、2021年直木賞受賞。
※ちなみに解説者は小説家の上田秀人氏でしたが今年3月27日64歳で死去とネットで。
2016年上野で伊藤若冲生誕300年記念展が催されましたが物凄い人気で数時間待ちには閉口、上野駅でその最後尾の列を見て絵どころではなくなり他へでした。
山と渓谷12月号 今月号は「駅からハイキング100」特集
巻頭に｢剣岳 光と影の記憶｣とモノクロの重厚な写真、西田高生氏の。
特集の駅から歩けるコースと行っても気楽にいけるのは関東周辺のみ、馴染みの山も多いですがまだ未知なる山も幾つか。それを今後の楽しみにと。冬山特集はもう読むだけです。同じくヨーロッパアルプスやヒマラヤもしかり。
連載は毎月楽しみな、「両俣小屋 徒然草」星美知子さんの。｢峠越え」は三宅岳氏。「雲上の花畑から」の写真は
永田芳男氏の。
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| (両俣小屋 徒然草) | (峠越え) | (関東の駅からハイク一覧) |
今月の山辰号は先月と同じで省略
今月の酒は 「末廣」 山廃純米酒
甘味と酸味が入り交じる深見のある味わいにより、あらゆる料理との相性が抜群で、お燗にしても最高なお酒です。と、宣伝。
精米歩合60％、アルコール分15度。720㎖ 1320円、ビッグ酒販で購入。
会津若松市 末廣酒造株式会社
燗酒にして２回に分けて飲みましたが口当たりも良くおいしく飲めました。
ショスタコーヴィチの交響曲第四番聴きながら。
天気曇り、気温20.1℃、湿度60%。
令和7年12月3日AM 湘南山辰