※夏山到来です。富士山の山開きも昨日1日に、梅雨真っ最中で天気は生憎ですが。
今月の表紙写真は 昨夏の針ノ木峠での、蓮華岳へ少々登ったところからの針ノ木小屋と針ノ木岳です。やはり天気が良いことが一番です。峠にテント泊で夏山を楽しみました。
コマクサは見られましたが、針ノ木雪渓の雪が例年より少なかったのが今一つでした。
今月の本は 伝説の人物、小さなガレージでウオズと二人で始めたパソコンが世界を席巻し世界有数の企業にとなった周知のアップルの創始者。一旦は追われましたがiPhoneでまた復活。
でもガンにむしばまれ５6歳で惜しまれながら去りました。
（2011年死去）
ウインドウズ95のパソコンが出てからアップルには興味がなくなりましたがマックⅡやらSEは購入したくて何度も秋葉原へ通ったことが懐かしきです。当時はまだ東芝のルポ全盛時代でした。当時の思い出を書き始めればキリが無くなります。
そのスティーブジョブズの有名大学での伝説となったスピーチをまとめた英会話の教本を購入でした。もちろん聞きながら英文を目で追っても不自由な左目ではどの部分を喋っているのかちんぷんかんぷんですが、それでも何度も聞き耳を慣らすことで英語に耳が自然に着いていくだろうと、興味ある話題だから。
Stay Hungry,Stay Foolish
(愚か者は今でも変わりませんが、ハングリーさは歳と共に消え去っています。)
山渓７月号 今月北アルプスの岩稜特集。憧れの北鎌尾根や前穂北尾根、剣岳の北方稜線など今ではとても手を出せないバリエーションルートに思い馳せるだけです。まだテント荷で大キレットは通過出来そうですが。
ノンフィクション作家の角幡唯介氏のグリーンランド極夜紀行は読みごたえがありました。前月のシベリア最深紀行の中村逸郎氏に続いて北極近き極寒のノンフィクション。
こちらは冒険探検の域、生物の存在を許さない北極圏で荒れ狂うブリザードに負けじと８０日間苦闘の話。旅というには余りにも過酷。生に不可欠な太陽が出ない闇夜の世界で命をかけた氏のノンフィクションでした。
山辰号は夏号№14 夏山賛歌と遊び心。テントを背負ってのんびり山旅をと気楽な思いで、昨夏の剱岳山行時の剱岳を表紙に。
テントなどの付け足しは今初夏の北八ツや蝶ヶ岳から色々HP表紙のと同じに。
ヤマレコなど日帰り山行を競っていますがあの熊除け騒音と同じくちょいと待て、静かに歩きながら山そのものを味わい楽しみ、山懐にテント泊して想い耽る旅も良いぞと。
酒は いつも買い物している藤沢駅のクイーンズで旬として並べてあった酒悠天を。新潟の酒でこれからの季節にあう辛口の冷やでおいしい酒。値段も少し高いだけ、まろやかで癖がなくうまい酒でした。DHC酒造とあちら製のようですが越後伝統にこだわる粋な会社のようです。
NHKFM・名演奏のライブラリー、ブルックナーの交響曲など聴きながら。
天気雨曇、気温27.9℃、湿度73%。
平成29年7月2日AM 湘南山辰