№8 湯河原・幕山梅見ハイク　　　　

　

（幕山公園梅咲く頃）	（幕山山頂）

　５時半過ぎに起きがったが天気は良いのでいつもの散歩を少々遠くへと思っていた。山に行くには遅しと予定は無し。富士がよく見えていたが取り敢えず軽登山靴にカメラと軽いリュック。 それで駅まで出ると下り電車が熱海行きなので幕山梅見に決めた。それも梅の写真撮りながら散策した後軽く一杯飲んで昼には帰宅するつもりだった。

　７時過ぎで通勤時間帯に混むとグリーン車で快適に贅沢な。でも電車は途中で待ち合わせ多し、小田原で結局後から来た小田原止まりの客を乗せて出た。藤沢で１５分の違いがあったのに。 まあ急ぐ旅でもないとまぶしく日が差し込む車窓から凪の大海原に無数の光虫飛ぶを眺めながら。

　湯河原に８時過ぎ到着、勿論まだ幕山公園まで入るバスはなかった。軽く宴をと寿司弁当に缶ビール２缶購入して昨年と同じく鍛治屋敷までバスで。 そこから幕山へ歩くのも同じだが昨年より５日早くも梅はもう７分咲以上で見頃でもあった。 入場料２百円払って幕山公園へ入ったがまだカメラを持った人が数人くらいと静かだった。

　

（幕山梅公園）

　山頂へ行くつもりはなく散策気分で梅見、メジロやヒヨドリは盛んに飛び回り鳴いていた。岩場ではクライミングしている連中も多かった。ハイカーはまだ少ない。 ぶらぶら歩いて１番の高台から幕山公園を展望してどこぞで缶ビールをと思っていたが、 東屋まではと登っていった。

　東屋でズボン下やセーターを脱いで汗を拭く。 直ぐ後から年配の二人連れが山頂へ向かっていく。

　さっぱりして真鶴半島に伊豆大島浮かぶ海が展望出来るところまでともう少し登っていく。早春の光る海が良く、それらを眺めながらその辺の雑木林に入りこんで昼餉をと。 ところがキジ打ちの跡があったり場所が今一つでもう少し先でと登って行くうちに山頂までやっつけた。

（真鶴半島）	（光る海に伊豆大島浮かぶ）

　見慣れた広い山頂では数組６～７人がそれぞれ憩っていた。 何となく山頂では落ち着かず、一頻り写真を撮って直ぐ反対側の下山コースへ。山の端に雲が湧いていた。 風も冷たく日溜まりを探して下り、丁度良い山桜などの雑木がある場所に入りこんで新聞紙を広げて昼餉とした。

　 缶ビール飲み始めた途端団体さんが下からやって来た。山頂で憩わなくて良かったと思いながら寿司弁などつまんで。

　金曜だったが皆さんやはり天気良いので出てきたようだ。 ハイカーは次から次へと登っていく。あの広い山頂も人で埋まってしまうか。いつもの山歩きでないのでお湯を沸かす支度も無し。寿司弁に軽いつまみ、缶ビール２缶飲んでお終いだった。

　下れば昨日降った雪が日蔭にうっすら残り道もぐずっていた。杉林ではここでも伐採作業を。箱根の裏手で戦争ごっこの音は聞こえなかったが。 まだまだやってくるハイカーは多く擦れ違いに道譲りつつ。雪はたいしたことがなかったようで下の方は道も乾いていた。向かいの山に良い雲が湧いていた。

　林道に出ればもう公園へ出るだけ、昼寝は電車でと。山神様にお詣りして賑やかな公園へ戻った。 雲は日を閉ざすほど広がらず良い天気のまま、人出はどんどん。観梅しながらバス停へ。

　バスが待っていたが満員で次の臨時バスに座って。１０分おきにあるも直ぐ満員にと、駐車場も混んでいた。明日の週末などすごい混雑が予想出来た。

　湯河原駅に着いて直ぐ電車もありそのまま乗って。マドロミしつつも電車は途中から混んできた。藤沢に先日の高松山帰りと同じ時間の帰着。
　北国は悪天続きも関東は早春の良い天気だった。
　　　　　　　　　　　　　　＜ｐ１へ＞　　　　　　　　 (平成28年２月27日完)