※花見がてらに御殿場線は駿河小山駅から不老山ハイクでした。

　昨年は道間違いで湯船側へ入り込んで不老山登頂はあきらめましたが、今回は山北花見とセットでと沿線の山をと出かけまして山北の桜がまだこれからとまた不老山をめざしました。駿河小山駅でタクシー予定も生憎出はらって今度も登山口へ歩くはめに。

（国府津駅近くから、駐輪場が消失や残念）	(定番の富士を)

　もう迷うこと無しも途中の柳島の八幡神社に寄り道したり、新東名の陸橋の進捗状況を見物したりと。結構楽しみながら登山口でしたがここから延々世附峠まで歩く羽目となりました。でも峠で面白い案内看板が目を引きまして、その案内で湯船山側に少し入り込んだところに良い展望所があると。これが大当たりでした。集落を出てからは人影無しでこの山稜でもまったくの静かさ、野鳥が囀っているくらいの良き山巓。

（訴訟にもなった岩田澗泉さん手作り案内板）	(案内の「樹下の二人」からの富士展望)
(箱根金時山と大涌谷見ゆ)	(いつもの豪勢？なる小宴をしばし)

　でも展望は素晴らしく、あの白き峰は富士、あの光る海は駿河湾、大涌谷の煙りも見ゆ箱根山もと。後で調べれば「樹下の2人」と高村光太郎の詩を当ててと知る人ぞ知るの場所。徳富蘇峰も大勢で登って、それで蘇峰台とも。正式名はサンショウバラの丘、サンショウバラ咲く初夏の頃に人気の山と。それ以外は静か、我が旅の想う山の一時、富士見酒がのどかに楽しめました。

（不老山南峰からの富士）	(御殿場線山北で)

　戻って不老山越えは結構きつく、南峰で3人連れを見ただけで一人旅と山市場へ下りました。うまい具合にバスがあり山北駅へ。バスはミツマタの時期なので満杯も座れて。
せっかくだからと山北駅では御殿場線の花見もしまして缶ビール一杯の打上もと満足の山歩きとなりました。

　桜はもう咲き誇っていますが、皆さん飲食はせず見て歩くだけと寂しいコロナ禍です。でも一人だったら缶ビール片手のその辺で座って飲む分には何とかなりそうです。

　大相撲は高安が2敗で先頭も、照ノ富士に朝乃山が3敗で。でもまだ4敗力士まで望みがと面白くなりそうです。選抜甲子園も順調でベスト8、一番乗りが仙台育英、古豪の天理が続きました。

　　ダークダックスベストアルバム・”早春賦”、”山のロザリア”　など聴きながら。
　　　　　　　　　天気曇り、部屋温21.3℃、湿度57%。
　　　　　　　　　　　　令和3年3月25日PM　湘南山辰