※台風は西を北上して影響はそうありませんでしたが、
真夏日が続き天気もかんばしくありません。
初秋の良き季節ですが天気はかんばしくなさそうです。あの澄んだ秋空はまだ先のような、キノコを愛でるには良さそうですがやはり日差しがないと映えません。東北か北海道へは先立つものがありませんので控えていますが、中央線沿線や奥多摩の山は気軽に出かけられますので楽しみたいと思っています。 (2012.9/9 大野山牧場にて→)
もちろん丹沢や箱根は地元ですのでいつでもですが、今月の写真はその馴染みの大野山のを。まだ牧場に放牧していた10年前のを。牛が放牧されていればそれだけで楽しめて飽きることはありませんでした。
今月の本は 冬の奥穂高で不明になってもう20年過ぎてしまった岡田昇さんの著作、
「OUTSIDE・野生冒険学」を取り上げました。1995年1月第一刷のを直ぐ購入でしたがその7年後の2002年正月に奥穂高岳で行方不明になって植村直己さんと同じくそのまま、何百光年の彼方にでしょうか。オリオン座でなくサソリ座の女に拉致されたやも？。
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| (本の表紙) | (口絵表紙) |
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| (雪洞での岡田昇氏) | (自前の天体望遠鏡を) |
せっかく南八ヶ岳山麓に専門家も唸る天体望遠鏡を自前で設置して宇宙の無限なる世界を冒険しようかという頃でしたが。その夢ははかなく消えて、その時の天体望遠鏡は遺族から寄付を受けた武蔵野市が奥秩父小川山の山麓に移設して岡田昇さんの想いを皆さんにと開放しているようです。
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| (厳冬の冨士山山頂へ) | (キタキツネに最接近して) |
※動物たちの写真も挿入されて
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| (エゾリス) | (ニホンザルの親子) | (エゾシカ) |
この本は当時、不明になった頃も取り出して再三読み耽っていたのでしたが、久し振りにページをめくると途中から新たに読んだような錯覚にとらわれるほどの。その挿入されている写真を見るだけでも新たな感動が。それに後半の天体望遠鏡を自前で設置するところなどの物語はすっかり記憶が飛び去っていました。
山野井さんとまた違う世界のクライマーの冒険が綴られています。写真家で文章も文句なしの。いつものことでキリがなくなりますのでこの辺で。
1953年福生市生まれ、2002年1月厳冬期の奥穂高単独取材中に行方不明、当時48歳。
山と渓谷9月号 今月号は山野井氏の重厚な特集があって楽しめました。 それで知った「山野井泰史の全記録」が出版されていましたので早速購入と。
「山と鉄道」のが、夜汽車にゆられて山陰の名峰へなどへと面白い特集。追憶の山で取り上げた懐かしき伯耆大山の旅を思い出されました。我が江ノ電、鎌倉アルプスのもと。
「山を描いた画家たち」には、懐かしき北海道の坂本直行画伯のが。北海道へ良く出かけていた頃知った画伯でした。 自然の内奥に潜む美を見続けた農民画家とか、「冷酷と哀愁におののき、虚無感に襲われた」といいながら開墾生活の難渋から絵が救ってくれて50代過ぎての専業画家と。
明治39年釧路生まれ、祖父が坂本龍馬の甥とは面白し。昭和11年から昭和35年頃まで開墾生活しながら絵を。絵が売れ始めてその後市街地に移転して画業に専念。昭和57年死去、75歳。
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| （山野井泰史特集を） | (山と鉄道特集で江ノ電も) | |
連載にインタビューの「来し方行く末」の第一回が、その北山真氏の。クライミング界では知らない人はいないほどの生き字引とか。一般愛好家には知るよしもありませんでしたが、骨太のまた違う世界の岳人を知りました。年代は一緒と。これからが楽しみな企画です。
追記……後から面白い記事に、「島に聳え立つ巨岩に隠された謎」が。フィギュアじゃない探検家の高橋大輔氏の。ニューヨークの探検クラブのフェロー会員とか、ロビンソンクルーソー物語の住居跡を発見したことでも知られているようです。
その話が五島列島の無人島野崎島の王位石（おえいし）、天然の鳥居か人工のか、その謎を解くために乗りこんで次号に渡って連載と。話が面白く楽しみな。
氏の著作にロビンソンクルソーのや間宮林蔵の話などあるようです。「剱岳点の記」ならぬ「線の記」として遥か平安時代に登頂したコースを探る話なども出版されているようですので購入したくなりました。1966年生まれ。
季刊の山辰号 今月は槍ヶ岳のを、表紙と同じく2012年の秋撮影の。コロナ禍で暫く高峰の山旅が出来てませんので過去のから作成しています。
退職記念に高級デジカメを購入、三脚も担いで常念岳へ、まだ体力も金もあった頃の。テント泊で大天井まで往復でしたが紅葉には今一つ早く、我がカメラを見た登山者に紅葉にはまだ早かったですねと言われたのを思い出しました。
今月の酒は ジャックダニエルのテネシーハニーリキュール
バニラやナッツの華やかな香りが特徴のジャックダニエルに天然蜂蜜、メープルシロップ、ナッツのフレーバーを加えたフレーバーウィスキー。甘いハチミツの味わいが特徴ですとうたっています。
最初は甘ったるい変な感じでしたが飲み慣れるとハイボールに良し、水割りに良しと満足の。でも高いのでそう飲めません。黒のジャックダニエルは山で愛飲していますが。
アルコール分35度。700㍉㍑、2480円、ビックカメラで購入。
NHKFM・紺野美沙子の音楽遊覧飛行など聴きながら。
天気曇り、気温28.2℃、湿度67%。
令和4年9月7日AM 湘南山辰