※台風14号はいつものと変わった動きで南海上に消えていきそうです。
まだ雨は降り続いて生憎の週末になっています。先日爺ヶ岳へ２泊3日で山旅してきましたのでHPの更新取り込みなどが遅れてしまいまして、10日になってようやくと。
今月の表紙写真は まだHPに発表してない埋もれたままの2009年秋の火打山の山旅から取り込みました。マイカーでしたので笹ヶ峰牧場にテント泊で火打山を往復しています。
その帰りにドライブがてら笹ヶ峰から杉野沢林道を雨飾方面へ。天気に恵まれれば良きロケーションでしたので、大渚山登山口の湯峠まで入り込んで秋真っ盛りの雨飾山を撮りました。現在車無しですのでもう雨飾山へも無理でしょうか。
今月の本は 山渓繋がりで連載が始まった「ヤギ飼い十二ヶ月」が面白く、
その著者の内澤旬子さんの本を探しジュンク堂で購入でした。
「漂うままに島に着き」2016年8月第一刷発行、2016年10月第二刷発行のを購入。
乳ガンになり離婚したり、狭い家が嫌になって東京を捨てることを決めて、人生はどこまで修正できるのか？と小豆島へ移住したその顛末記。その暮らしをこと細かく書き綴ってあり面白く一気に読ませてもらいました。
田舎暮らしがはやっているようですが、その生活諸々を綴ってありますのでこの本を読めば安易な田舎移住は思い直すことでしょうか。ムカデが寝床に出てきたり、ダニや羽虫とは友達にならなければなりません。なんてなことも書き連ねられています。
(昔、奈良の古民宿で寝床にムカデが落ちて来たのを思い出しました。)
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| (本の表紙のイラスト、作者は絵も得意な) | |
この本の書いた後にでしょうか、サイトで知りあった変な男に取り付かれて裁判沙汰にまでなった話を「ストーカーとの700日戦争」として本にもしています。なにやら島移住がまたとんでもないことになっているようですが、それを乗り越えてのヤギと共に文筆業に精を出している中澤旬子氏やすごし。1967年生まれの神奈川湘南？出身。
山と渓谷１０月号 今月は盛り沢山で見ごたえ読み応えがありました。
まず巻頭写真の佐藤孝三氏の南部富士賛歌が素晴らしく楽しめました。
YAMAKEI HEADLINEではパキスタンカラコルムに聳えるラカポシ南壁登攀した平出和也・中島健郎ペアの再度となるピオレドール受賞のニュースが。
先日NHKでも放送していましたが二人の果敢な登攀は感動そのものでした。世界の最先端を行く有数なクライマーの二人は今や世界中の山好きに知れ渡っているようです。
秋山特集でしたが、やはり華やかで見ていて楽しくなるページばかり、そばに置いて時折見るだけで山への想いがつのってきます。山帰りの温泉や山に関する文学、山の歴史などと、それから広がっていく世界へ旅立ちもできました。小さな秋特集も面白しと。
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| (足立源三郎画伯の「北鎌尾根からの槍ヶ岳」1965年) | (ヤギ飼い十二ヶ月のイラスト) | |
連載の山岳画家は、足立源三郎画伯。普通には行けないような北鎌尾根や滝谷に入り込んでの画業、年百日もと。その根性気迫にその絵と共に感服しました。(1989~1973)
同じく先月から始まったヤギ飼い十二カ月も楽しく読ませてもらっています。今月の本もそれで購入していますが、あのストーカー事件を知って複雑な気分にもなっています。
このヤギ飼いが無事に続くことを願うばかりです。
季刊の山辰号 今月はパスで前回と同じのを。
今月の酒は よく飲んでいる麒麟山、その秋バージョンを購入。
「麒麟山秋酒」 アルコール度15度、新潟産米使用、精米歩合58%。
秋の食材が引き立つ柔らかな口当たりと豊かな味わいが特徴の限定酒とうたっています。でもいつも飲んでいる安い麒麟山とそう変わらないような、
冷やして飲みました。（720㎖税込み1375円） 新潟津川の麒麟山酒蔵。
ニッポン放送・八木亜希子のＬＯＶＥ＆ＭＥＬＯＤＹ聴きながら。
天気雨、気温23.5℃、湿度60%。
令和2年10月10日AM 湘南山辰 (山旅などで遅くなりけり)