※朝から雨模様でしたが夕方は晴れ上がりました。関東の梅雨入り宣言が。
向こう1ヶ月余りは天気予報見ながら晴れ間を探しての山行きにと、雨の山歩きも悪くはないですが出かける前から雨模様では気が引けます。
今月の表紙写真は昨年関東梅雨真っ最中に東北は晴れていると足を伸ばし南八甲田櫛ガ峰へ山旅したときのものです。
(←地獄峠の池塘)
猿倉温泉から往復の途中幕営で、人影はまったく無い静かな山でカッコウが素敵に鳴いていました。猿倉温泉で予定外の宿りや青森に出てねぶた会館を訪ねたのも良い思い出となっています。
今月の本はまた山と渓谷の池内紀氏紹介で初めての西江雅之氏の著書。
紹介は「写真集、花のある遠景」でしたが昨年千部限定発売も売り切れで在庫無し。アマゾンで調べると定価3千円が6千円以上の倍で２部売りに出ていました。ちょっと手が出ません。それで調べたら西江氏の異郷日記がジュンク堂にあり即購入でした。
自分の皮膚の外はみんな異郷とその日記も面白し。スワヒリ語など方言含めて数十の言語を流暢に話し、主に東アフリカから東南アジアに旅をしていた言語学者。写真も文もうまいし、普通の人は行かないようなところに軽荷でと。
まだ読み切ってはいませんがわくわくしながら一緒に旅をしている気分、それも一般旅行者が行かない未知の、世界地図を見ながらと。
どこぞの知事と真逆なその土地の安宿見つけての想うままの旅や羨ましき。
西江氏は三鷹の蝦蟇屋敷に住んで、馴染みの喫茶店で池内氏とよく会っていたとか。その店で膵臓ガンと聞いて、もういっちゃうのか寂しくなるなと良き友と最後の。昨年他界とも知らず。それで追悼号の写真集花のある遠景だった。知る人ぞ知る有名人、こちとら６月号の池内氏からの紹介で初めてや遅し。
久し振りに三鷹の井の頭公園でも行って、帰りにしもおれという喫茶店でも寄ってみようかと思っているところです。異郷日記携えて可憐な女性を見に。
山渓６月号は上記の池内氏の紹介本だけでも充分満足な。テント泊で夏山への特集も良しですが、自分は一年中テント泊で色んな山へです。先日はビバーグ同様で北八の山中での夕べを楽しんでいます。特集の山はほとんどテント泊で旅していますが、久し振りに剣岳越えに想いが乗りました。
酒は熊本の球磨焼酎、地震被害になんの足しにもなりませんが六調子購入でした。少し変わった味で最初は気分を楽しんででしたが、昨夜いつもの焼酎お湯割りのつもりで飲んだら夜中に目が回るような、朝方も二日酔いの気分。おかしいなと度数を見れば35度でした。ぶらタモリ見ながら気分良く幾分飲みすぎた感はありましたが25度よりはつよし。
ニッポン放送、日曜のそれ、鶴瓶と上ちゃんの雑談聴きながら。
平成28年６月5日PM 湘南山辰