※台風に秋の長雨の季節、その合間に初秋の風、空が澄む季節でもあります。
しばらく雨続きとつれない予報に、晴れたら山へと手ぐすね引いて待っています。
写真を撮るには良い季節です。紅葉もそろそろ始まります。
キノコも楽しみですが今年は年始めからベニテングタケとの出会いを念頭に、北八つへキノコ愛でを予定しています。
表紙写真は昨秋の八ヶ岳のを。青年小屋にテント泊で翌朝権現岳へガスの中をでしたが、
権現小屋辺りで急速にガスが晴れて写真のように素敵な巻雲が流れていました。感動の一時をたった一人山頂で楽しみました。下山時には多くの登山者とすれ違いが。キノコも青年小屋からの下りで探しながらでした。
今月の一冊は8月に雨山峠を越えたときに思い出した山神(さんじん)峠の事から。昔は玄倉から山神峠を通って廃道になりかけた道をユーシンへ抜けたものだと。
今は玄倉からの道は林道が出来た事もあり登山道はなくなったような。
それで先年逝去された丹沢の生き字引、奥野幸道さんの丹沢今昔にまた。戦前から丹沢を歩き、その写真も白黒で懐かしき想いに。時々西丹沢を歩いては思い出したようにひもといています。
(丹沢の沢に詳しいイガイガという人もいますが)
酒の話、追憶の山旅で剣立山縦走の懐かしい想い出を調べているとやはり酒が欲しくなります。立山の酒はと探せば幻の瀧、黒部峡谷の。普通の人では見られない滝、憧れの瀧を想像して飲もうと。
値段もそれなりでロックにしてまずまずでした。
今月号の山渓の表紙は今一つ、隔月で写真とイラストにしているようですが。中に水越武氏の素晴らしいモノクロームの写真があり迷わず購入と。
それでまた山辰秋号を想いつのらせ作成。
昨秋の妙高山黒沢池の写真にキノコの本(山の幸、ベニテングタケの話)を添えて。
平成27年９月早々の秋雨前線に山に乗らず退屈な日々が。
9月初旬 湘南山辰