※八経ヶ岳から釈迦ヶ岳へ大峰山脈を3泊4日で旅した想い出
（平成7年６月９日～６月１２日）
奥深く古き霊峰、奈良天ノ川から弥山へ。最初の宿でムカデに驚かされるも、
山に入れば豊かな自然に野鳥などが賑やかに迎えてくれて楽しきでした。弥山の山小屋ではネズミにいたずらされましたが朝夕の景に心は洗われて。 （←八経ヶ岳から山上ヶ岳展望）
バイケイソウやらシャクナゲにシロヤシオなど初夏の山も堪能。霧深き中を彷徨すれば我が悩みもしばし打ち消され六根清浄と。般若般若波羅密多心経も口ずさむ信心も、などと当時が思いだされます。
地獄谷とか前鬼などとその名も弱気心を震わせましたが総じて山深く、人と出会わなければ修験者よろしく鍛錬が出来る奧駈けの道でした。最終日の前鬼の宿ではザックにアリがたかり往生もと。
今日(4/14)の報道でその釈迦ヶ岳へ前鬼から登り南へ奧駈け1週間予定の青年が帰らずと大阪の母親から遭難届けが。偶然か、その記憶を辿っている時でした。無事を祈るだけですが。
天気雨、部屋温18.8度、湿度73％。
平成27年4月14日 PM 湘南山辰