※昨日6/6、人静かな畦ヶ丸へ野鳥愛でにでしたが熊らしきけものを帰りに

　ツツジの檜洞丸と違いまして同じ西丹沢の畦ヶ丸は人の気配なし、ヤマツツジにウツギの花を道行きに愛でつつ、 ミソサザイ、オオルリ、ホトトギス、ツツドリ、コルリ、シジュウカラ、あのジュウイチもなどと今が盛りの野鳥の共演を堪能しました。 野鳥の鳴き声聞きながら昼餉にマドロミもと贅沢な山歩きでした。
　(←ウツギの花)

　が、帰りに熊？と、沢に降り着いたところで右手の斜面へドドーッとけものが這い上がっていきました。 山の端に消える前の後ろ姿はよつんばい、真っ黒の毛並みででした。顔こそ見えませんでしたが鹿でもカモシカでもなく熊のようでした。 その前の大滝峠上近辺の藪で行き帰りごそごそ動くけものの気配もありましたので幾分気にはなっていましたが。

　面とぶつかり襲ってきたのではありませんので何だったんだろうだけです。 一人静かに歩いていますとよく動物とぶつかりますが大抵は向こうが先に気が付いてその逃げる音にびっくりします。 カモシカ等はとぼけているのか寸前まで気が付かないことがよくあります。曲りしなにぶつかったカモシカが谷へ転げて去っていったこともありました。
　西丹沢から道志山塊、三ツ峠から河口湖の背後の山などは熊の生息域、時々人との遭遇事故も発生しています。 そうかと熊除けの鈴を鳴らしてまではしたくありません。

　野鳥などにとって今1番良い季節、その楽しさに耳をすまして山逍遙です。

　　　　　オッターヴァのクラシック聞きながら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　６／７　ＰＭ　湘南山辰