№１８　我が田舎より開聞岳真夏の連日登頂　１泊２日　（８／５～８／６）

（開聞町から開聞岳）	(開聞岳にて)

　台風一過に予定通り開聞岳へ。奮発しタクシー、運ちゃんが良く喋った。根占からフェリーで山川。山川駅で宿の手配も国民宿舎は駄目でひらきき荘とかに。バスで開聞岳口へ。

　宿に取敢えず荷を起きブラリ海へ、中学校近くで一杯と食事したら気が変り開聞岳往復に。暑い中の登行、以外と山客多し。原生林の山道に蝉時雨。 山頂は生憎霞んですぐ回りの海などが見えるだけだったが良き頂上。アベックに邪魔されずばもう少しもまた明日と。

　登山口に下り来てのシャワーは気持ち良く、開聞岳眺めてのビールも旨し。昔ながらの古い旅館に戻り、住込みで働いている佐多出身の女中の愚痴を聞いたりしながらの旅の一コマも。 風呂上がりのビールも旨し、窓より開聞岳眺めつつ。上空の半月も輝きだしセミも静かに。開聞岳は雲に。松本清張死去の報が入って悼みの一杯また。
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　予定通り暗い中宿を出る。山は雲に取付かれ星もまばら。昨日と同コース。神社近くで身震いするもそのまま先へ。登山道に入り行く頃は明るくなっていた。 以外にも後からルンペンハイカーが、頂上まで一緒。

（山麓の村から開聞岳）	（海辺から開聞岳雲かかる）

　６合目辺りからはガスの中、セミも静か。9合目で一服、何も見えずとも風の音や山の匂いに乗る。頂上で拝礼済ました後は直下の若の原でウグイスの囀り耳にしつつ宴、 クルマユリが霧雨中に風に揺れて。ある世界を感じつつ一人良き世界。

　運動靴は滑ったが無事下山。5合目辺りより登り来る人多し。 麓は夏空が広がっていた。昨日と同じ所で水かぶりすっきり。時間も気にせずのんびりして川尻までブラリ。 静かな東シナ海の海岸で海水浴を楽しむ。　　　　　(大隅半島高須海岸にて→)

　国民宿舎で着替えを済まして食料とビールを仕入れ、海岸で喉を鳴らした。帰りのバスでは寝込む。山川からのフェリーでは錦江湾の景をぼんやり。開聞岳はまだ頭に雲を。 空気は済んで夏雲が遠近にモクモク。バスに乗り継ぎで、実家に１５時半着。
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