№９ 残雪深し雨飾山五月の旅 １泊２日 （５／２４～５／２５） <p1>
５月２４日［水］（快晴） 小谷温泉までのんびりの旅
(9:57)⇒⇒南小谷(11:20)……中土(12:30)(12:55)⇒⇒小谷温泉(14:15)
交通費……150+210+6820+390=\7570 太田旅館宿代\8400
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| (５／２４ 特急車両から) | （５／２４ 小谷村水引の頃） |
八王子で特急待ちは１時間。信州は晴れて田園は水引に田植えの頃新緑も映えていた。
巻雲が流れる常念岳は残雪多し。田んぼに写る北アの連峰は初夏の景。松本から空いて車窓をゆっくり楽しめた。
小谷ではバスの時間ありで糸魚川街道をぶらぶら行くことにした。姫川沿い浅緑の街道は都会から放たれた別世界。中土まで歩いた。
バスで小谷温泉は山田旅館へ。旅の宿想いの、温泉もひなびた。
(←村の雑貨屋)
５月２５日［木］（高曇り） 道間違いも有り雨飾山未踏
(6:35)……尾根(7:30)……布団菱手前(8:30)……林道(11:55)(12:35)……小谷温泉(13:10)(13:40)…… (13:55)小谷バス停(14:20)⇒⇒南小谷(15:00)(15:05)⇒⇒八王子(19:00)(19:09)⇒⇒
町田(19:45)⇒⇒ 藤沢(20:30)⇒⇒柳小路(20:40)
交通費……7000+290+210+150=\7650
新緑のブナ林を気分よく登っていく。地図を見ず先行者の歩いたであろう跡を辿っていったがやはりおかしかった。 ブナ林をトラバースするように行かねばならないところを尾根へ上がるように辿った。
残雪たっぷりだからどこでも歩けたがそれにしても当てにならない山カンでよく間違う。地図を見れば直ぐ判断つきそうなものだったが。 それでも尾根沿いに行けば雨飾へ行けるだろうとそのまま登っていった。
ところが狭い尾根になり前方には岩壁が立ちはだかっていた。と、目の先に蛇がどくろをまいている。 人一人通るのがやっとの稜線、その蛇をさけようとすれば灌木や藪をつかんで斜面をへつって行かねばならなかった。 またその先は絶壁、布団菱とか。
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| (金山方面展望) | (この先で蛇に通せんぼ) |
結構大きな蛇でどくろをまいたまま動こうとしなかった。しばらくにらめっこしてあきらめた。 蛇は何でこんな尾根の狭いところにどくろをまいていたのか、俺を踏みとどまらせるためにかと勝手に解釈して引き返す。
下る分にはあっという間だったが正常なコースを再度頂上へ向かう気にはなれなかった。
山を下ってバス停への途中、森の中にある小谷温泉露天風呂に入って気分を変える。先客がいたがいい湯で気分良く。
温泉上がってのビールはうましも一服ができなくなったのは残念。禁煙続行中であった。
バスで南小谷駅へ、後は特急に乗れば八王子まで快適な車窓の旅、酒を飲みながら。
大町から女性に声かけられそのまま同席して八王子までと退屈することなく。途中から雨になっていた。
雨飾の山頂には立てなかったが我が想いの山旅であった。 ＜ｐ１へ＞