№3 三ツ峠忘年山行 （夕行1泊2日 １２／２６～１２／２７） ＜ｐ１＞
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| (12/27 霧氷の富士) | (12/27 木無山にて) |
１２月２６日［土］（曇） 仕事終わって夕行で、男６、女２の総勢８名
※２２時半から０時半頃まで宴会 （今、原、宮、小、松、向、他女性二人、計８名）
電車の乗り継ぎはうまく行き、もう暗くなった三ツ峠駅を19時出発。ヘッドライトをつけてとぼとぼ田舎道を山へ。天気はあまりよくなかった。足を心配しながらも上へと黙々歩いて行く。 ほどよく汗をかいたところで一服。幾分乗って足も回復。暗い杉林が心細さを一層、でも３人なので心丈夫。ゆらゆら動く影を踏むように黙々登って行く。
だいぶ登ったところで夜空に星が見えてきた。晴れ上がったようだ。町の灯りもちらちら見え夜空の星が無数に散りばめられて瞬く。 すっかり気分は良くなり疲れも吹き飛ぶも休むと夜風が冷たく直ぐ冷え込む。寒さに負けじとまた夜道を登って行く。
周りの木々が白くなっていた。霧氷が着いてきたのか、幻想的な世界に楽しくなっていた。八十八大師に登り着いた頃小屋の明かりが見えてきた。
そうして先行していた原さんらが迎えに来た。一変に気分もほぐれワイワイしゃべりながら明るい白雲荘へ登り着く。
白雲荘に入れば誰彼と無くしゃべりあい賑やかな山荘となった。小屋の主は傍らで火に当たりながら付き合っていてくれた。小屋外は－８℃の冷え込みだったが中はストーブが利いて暖かし。 宴の準備は出来ていて２階に上がり炬燵を囲んで総勢８人の忘年会であった。もちろん貸し切り、おおいに食い愉快に騒いだ。今思うと白雲荘の主には悪し、 騒ぎをそれから夜半過ぎまで。
１２月２７日［日］（快晴） 三ツ峠山から河口湖駅へ
日の出前に起き上がって外へ出ると素晴らしい景観、周りの樹木が真白い衣をつけて別世界。富士山がひときわ神々しく夜明けを待っていた。自然の作り上げたファンタジックな世界に感動。
カメラを持って飛び回って写真撮りしばらく。
随分冷え込んだ朝だったのだが寒さもどこかへ吹き飛んでいた。（←白雲荘前から）
木々の霧氷か樹氷か真白く着飾った景に日の出がまた光を提供して染まり輝いた。何という自然の巧妙な表現だろうか、この世の目覚めは素晴らしかった。太陽が昇るにつれ橙色から白く活気づいてきた。
日は光り輝く銀世界へと演出する。
しばらく感動しながらただ写真を撮りまくった。やっと我に返った頃山荘に戻る。
朝食の準備をする。食事は白く着飾った木々に囲まれた山荘前ベランダのテーブルで。背後には富士もすっきり輝いていた。御飯に味噌汁がうまかった。
何杯でもお代わりしたいくらい。気分も爽快素敵な朝だった。
のんびりこの気分を味わって出発は９時半。
岩場に初めて見る大きなつららも面白き、ひとつかみ取ったら人の足くらいの大きさだった。三ツ峠山頂へ登れば展望また素晴らしき。丹沢がすぐ傍に、遠く八ヶ岳や南アルプスも白銀を連ねている。 そうして言うに及ばず富士山が大きくどっしり秀麗。雲一つ無い快晴にこの展望、涙が出るほど感動する。
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| （岩場につらら） | （三ツ峠冬富士） |
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| （木無山にて） | （木無山下山） |
（←送電塔傍で昼食）
下りはのんびりハイキングコースを河口湖へ辿る。霧氷の木々バックに写真を撮りあったり、雪のある道では二人が滑ったのに大笑いしながらと愉快に。河口湖の眺めも良かった。
途中の展望が開けた送電塔の傍らで昼を、ラーメンがまたうまかった。後は皆で鼻歌交じりに河口湖駅へと下って行く。
（天上山から河口湖駅へ→）
電車から三ツ峠の山を眺めながらだったがいつの間にか眠り込んでいた。暗くなった大月で乗換、八王子でまたと。 横浜では食堂に入り打ち上げもよく食いよく飲んだ。 ＜ｐ１へ＞