№10 雲取山初夏山行 １泊２日 （5/1～5/2） <p1>
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| (5/2 雲取山頂) | (5/2 雲取山から富士山展望) |
５月１日［木］（晴） 大ダワ林道から雲取山(2017m)へ
山荘(14:00)……雲取山(14:30)……(15:30)山荘 小屋代5000円＋缶ビール２缶1000円
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| (鷹ノ巣山望む) | (青葉の谷遙か) |
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| (日原川渓谷) | (稲村岩) |
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| (中日原) | （日原林道でマイカー） |
大タワ林道口へは無舗装も無事に登山口に車を置いた。数台が駐車していた。そこから山道へ入り雲取山へと向かった。新緑は丁度始まったばかり初々しき薄緑だった。オオルリが沢の傍らの高木の梢で名声を聞かせてくれた。
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| (春始まって) | (山の主・桂の大木) |
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| (新緑映える) | （薄春の景） |
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| （春を登ってゆく） | (春散りばむ) |
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| (ハシリドコロ) | (ミツバツツジ) |
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| （ツツジ群れ咲いて） | (小沢さらさら) |
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| (ハイカー見送って) | (小沢で昼餉) |
同じくらいに登り始めた同年配の３人組が前後して鈴音など煩わしくも小沢で昼食取っている間に先へ行ってほっと。ミソサザイが素敵なトレモロを響かせているというのにあの熊よけ騒音は気にさわるだけである。小さな沢の傍らで初夏の日差しを一杯に受けての食事に缶ビールは言うことなし。他に若者一人だけという静かさだったのは良し。
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| (いまだ春届かずの尾根上部) | (大ダワ付近) |
ゴジュウガラがフィフイ、ウグイスが鳴きコマドリも一声鳴いた。尾根に近くなるにつれまだ冬枯れの、木々は芽吹き待ちとなり残雪もちらほらと。大ダワに１３時、若者が休んでいたので少し登った針葉樹の森の中でザックを降ろし汗を拭いた。
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| （旧雲取山荘・初代管理人は鎌仙人こと富田治三郎氏） | |
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| (新しく建った雲取山荘・築1999年10月) | (鎌仙人のレリーフ・昭和51年7月設置) |
男道をそのまま、新しく建った雲取山荘へ。結構賑わっていた。３連休は10人詰め込まれるという部屋に４人の相部屋と。小屋番と野鳥の話にしばしも夕餉にまだ早いと山頂へ。冨田新道開拓の鎌仙人レリーフに拝礼して。雲取山頂はさすがに東京一の山、人は多かった。
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| (雲取山頂) | (雲取山荘たそがれ) |
山頂は十数年振り、荒れ行くままだが展望は変わらないはずも富士はほとんどかすみ消えていた。帰りは森の中へ道をはずして小鳥のさえずりにしばし耳をすました。
小屋に戻れば人だくさん、小屋前は賑わっていた。その一角で夕餉。缶ビールを飲み、燗酒をといつもの山の夜と。そのうち人も静かとなり夜の帳が、夜は星空満天に。
５月２日［金］（快晴） 富田新道下山
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| （雲取山頂夜明け前） | (日の出・4:50) |
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| (雲取山頂で日の出を) | |
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| （山頂で皆さん東京一の夜明けを楽しむ） | |
４時４０分に着いて日の出には間に合った。昨日よりは大気がすっきりして富士山もよく見えた。４時５０分日は昇った。春はあけぼのと言うとおりの素敵な日の出だった。毎年登ってくるという同年配の男性が山岳展望を解説してくれた。その案内で北アルプスもかすかに見えて嬉しき。赤岳も奥秩父の山並みの上に白い頭を覗かせていた。南アルプスは白い襞を連ねていた。
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| (雲取山頂・富士見ゆ) | (その富士山アップで) |
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| （南アルプス北部遠望） | (南アルプス赤石岳など遠望) |
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| (奥秩父の山波) | (雲取山避難小屋) |
一頻り展望を楽しみ、若い女性なんかの写真も撮ってやったりと愉快な気分。ツツドリやウグイス、ミソサザイがと朝の山巓のＢＧＭと楽しき。大満足して鼻歌混じりに避難小屋へ下っていく。小雲取で富士にお別れして富田新道へと。
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| (富士山見納めして) | （避難小屋後に） |
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| (富田新道樹林帯へ) | (抜けて北側展望) |
樹林帯に下れば新緑の海へ潜って行くよう、いろんな野鳥が我を喜ばす。センダイムシクイ、ゴジュウガラ、ツツドリにコマドリも何度か、ウグイス、シジュウガラは無数にか。ブナ林は新緑に首が痛くなるくらい見回して感動。ツツジの赤がアクセントで引き締める。キツツキのドラムがまたよし。結構な急坂に足下には気を遣ったが満足の。
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| (野陣尾根富田新道ブナ林若葉もゆ) | |
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| （見上げれば新緑爽やか） | (古木も若葉萌えて) |
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| (日原の谷間へ) | (唐松谷沢出合に) |
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| (その吊橋渡って） | (林道から尾根見返す) |
沢に出合、吊り橋を渡ってしばらく登り行けば我が車の駐車してある林道へとあっさり８時２０分に帰着。着替えを済まし日がすっかり高くなった明るい林道を下っていく。日原林道へと出て鍾乳洞を覗いた後奥多摩湖へ向かった。
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| (大ダワ林道上空にジェット機雲が) | (雲取山方面望む) |
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| (日原鍾乳洞梵天岩） | (燕岩・壮絶な岩壁） |
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| (稲村岩望む) | (中日原集落) |
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| (東日原バス停付近) | (日原の集落を下って) |
同じ道帰るよりはと青梅へは向かわず奥多摩湖から小菅へ、松姫峠を越えて大月周りとした。小菅過ぎての山間に鯉のぼりが気持ちよさそうに大群で泳いでいた。松姫峠でしばし写真撮りかねてぶらり。山の端に富士も覗いていた。
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| （小菅の山間に鯉のぼり大群舞う） | |
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| (小菅の山村) | (国道139号線松姫峠にて) |
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| (山の端に富士のぞく) | (峠下ったある一角で) |
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| (峠を見返して) | (大月市の上和田集落） |
そうして峠を下った新緑の滝のような沢の傍らに駐車して昼餉と。時折車が行き交うも静かな国道１３９号線。窓を開けて食事後まどろむ。後は大月へ出ていつもの２０号線へ。相模湖では無料でなくなった駐車場にそのまま通り過ぎた。
その先のトンネル道路工事は完了してスムーズも前方に大型トレラーが、追い抜くにも追い抜けずしばらくイライラ。相模湖１４時だったがやはり渋滞していた。途中コンビニで休んだりもしたが藤沢には17時近しと遅し帰着。 ＜ページ先頭へ＞
※使用デジカメ、オリンパスE-10。山座同定や場所に少々疑問も。 ＜2020年5月6日完＞